人参を切っていたら、指先がなくなった。
綺麗に切れるとその瞬間は血が出ない。
プロの仕事だ。
そう思って、赤く染まってゆく自分の指先を見つめる。
しかしそんなことも言ってられないので、自分の欠片(=皮+肉+爪)をつまむ。
そして、妹に見せに行く。
唐黍「ほらほら、これ、なーんだ?」
(妹は、何かの食べ物だと思い、危なく食べる所だったと後に語る。)
唐黍「すごいっしょ!爪もついてんだよ。」
(妹の視線が私の指先に移る。滴る血。)
妹「なにやってんの!!!」
ってな感じで、包丁で指を切ったわけです。
スピードだけ見れば、料理が得意な女の子並みな唐黍。
しかし、しょっちゅう指を切る。
切るというよりは人差し指か中指の皮を一緒にスライスすることが多いんですが、
今回は薬指の指先変形。
なんだかシャープなフォルムに。
そういや、前にもあったなぁ、こんなこと。
あの時は本当に血が止まらなくて、
傷口をドライヤーで乾かしたなぁ。
いやいや、懐かしい。
あの時はちょうど家族が田舎に帰っていたので
来てもらった恋人(このころはいたのね。はぁ〜ぁ。)に、やっぱり
「なにやってんの!」
ってつっこまれたなぁ。
血だらけで出迎えたからね。あの時は迷惑おかけしました。
(見てるかな?あんときはありがとね。)
今回も水仕事が一切出来ないけど、唐黍は自宅生。
こういうとき、自宅って便利ね。
・・・御迷惑おかけします。(礼)
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